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ベビマセラピストになりました

この度、セルフエスティームTouch協会のベビーマッサージセラピストになりました 兼ねてからお世話になっているHOCORUの中島直子さん 本当に愛に溢れた方 そんな方からタッチケアを学ぶことができて 私は幸せだなぁと思います ことみさん あなたはヨガのインストラクターで さらに中医学を伝え その上なぜタッチケアも?と思うかもしれません 私の中で、この3つはバラバラではなく 静かになる練習 『マインドフルネス』という観点で しっかりと繋がっています 自分に目を向け 自分と繋がる素晴らしいツールです とりわけタッチケアがヨガや中医学と大きく違うのは 「一人ではできない」ということ 相手が必要なんです しかも誰でもいいわけではありません 自分にとって「大切な人」に触れることで 自分の心の核に触れていきます それはけして簡単なことではありません 向き合う勇気と覚悟が必要です タッチケアは素晴らしい でも魔法ではありません それでも 変えられるものを変える勇気を持てた時 そこには素晴らしい変化が待っています 実は前回の中医学WSでも タッチケアの要素を含んだ問い掛けを 私は参加者の皆さんにしています 最後にお母さんに触れたのはいつですか? お母さんがご健在の方は 今、会いに行って お母さんに触れることができますか? 抱きしめることができますか? 皆さんの顔をゆっくりと見渡しました たくさんの方が口をキュッとしました はっきりと首を横に振る方もいました それだけで私は切なくて涙が出そうでした これが多くの方々の現実なんです 親だけではないです 夫や妻に触れられない人 子供に心からのタッチができない人 子どもを可愛いと思えない人 それに悩んでいる人もいれば 悩みだと気づいていない人もいます 少し前の私もそうでした 私は誰からも触れられるのが苦手で 誰にも触れることができない人間でした もちろん、母にも父にも夫にも触れることができませんでした 2年ほど前、直子さんに出会った時 私は 「母のことが嫌いです」 と言いました 実は今でこそ中医学の知識をもって 母が幼い頃の家庭環境で五臓の「肺」を弱めたこと 悲しみの感情を背負って生きてきたことを理解できますが 当時はそんなこと分からなかったので 母とはいつもぶつかっていました 正義感が強くてモラルに厳しい母に 事あるごとに批判され評価され 敷かれたレールを歩き でも逆らえず いつも顔色を伺って 違和感を感じながらも 困らせてはいけない 悲しませてはいけないと 生きてきました それがいつしか憎しみに変わり 私は母のことが嫌いだと思うことで 自分の中で折り合いをつけていました 気づけば私の肩はどんどん内側へ入り 呼吸が浅くなって そして私も母と同じ「肺」を弱めました 性格が似てきたんです いつも自分の正義を振りかざして 本当はとても臆病で弱いくせに 色んなことを社会のせいにして正義に燃え 闘いを挑んでいた面があったと思います とても生きづらかったです だからこそ母の生き辛さも感じていました 何でそんな生き方しかできないんだろう もっと楽にしてあげたい

母の生き方が変われば

自分も変われるんじゃないかとさえ思っていました すると直子さんは 「琴ちゃんは本当に優しいね。いくつになってもお母さんを想って、お母さんが大好きなんだね」

って言うんです 今、嫌いと伝えたはずなのに… え? 私お母さんのこと好きなの?

そうなの?

衝撃でした 自分の本当の気持ちが 曇って見えなくなっていたんです それから 触れられない私が 触れられるのを嫌がる母に 一進一退の攻防を経て ベビマ(タッチケア)をしました そして気づいたことは 「こんなに愛している」 嫌い嫌いと思うほど 大好きだったこと 本当は母に認めて欲しかったし もっと褒めてもらいたかった それくらい大好きだった 肌のぬくもりを通して 言葉がなくても伝わる 伝えられる想いでした ないないと思っていた愛は 見ようとしてなかっただけで 受取拒否していただけで ちゃんとありました タッチはその確認作業なんです 「今ここ」にお互いが共に存在している それをマインドフルに感じる時間 それは 心の根っこを太く強いものに育ててくれます 触れられる距離にいるのなら 触れてほしい 私たちはいつかみんな死を迎えます

死は平等に訪れ

必ず離れ離れにならないといけません どうせいつか別れの日が来るのなら 後悔のないようにたくさん大切な人に触れてほしいです

2年前、直子さんの目に儚げに見えた私は

今、少し変化して見えているようです 

実際、随分生きやすくなったなーと自分でも感じます

それはタッチケアのお陰でもあるけれど、

それだけでなくて

陰ヨガの練習

中医学の学びを通して

静かにマインドフルネスに心の真ん中を生きる練習を続けているから

当時4歳だった娘が言った言葉があります 「お母さん、ベビマはね、希望だよ。愛の希望。だってね、触れるととってもあったかくて気持ちよくて、心が平和になるんだよ」 この愛の希望を 陰ヨガと中医学と共に これから皆さんに少しずつお伝えしていきたいです

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