立春

２月４日 立春 暦の上で春がやってきました。 春のキーワードは「のびのび自由自在」。 どこまでも伸びていく草木のように 髪も服装も心も押さえつけず ゆるゆるのびのびと過ごすのが春の養生の一つです。 「北海道は一年の半分が冬だ」 子供の頃、よく大人がそう言うのを聞きました。 それを聞いて いつしか私もそう思うようになりました。 暦の上で春といっても 北海道はまだ冬、とか 季節は植物の状態を見て判断をする だから北海道の春はまだ先、とか 色々なことを聞いてきました。 どれも間違いではないと思います。 でも中医学を学んで 私の感覚は変わりました。 雪解けだけが春の訪れではないこと。 植物が芽を出すことだけが春の訪れではないこと。 太陽の光を感じ 風を感じ 雲を感じ空を感じ 自然界の「気」全てを感じます。 そうすればこの北海道の地でも 例え雪が降っても 気温がマイナスの寒さでも この時期に「春」を感じられるはずです。 なぜなら12月の「気」とは 全く違っているのを感じるから。 北国の春は遠い… それは植えつけられた観念かもしれません。 「絶対」はないのです。 ぜひ目線をあと15度上げて 繊細に自然界を感じてみて下さい。 きっと暖かな春の陽気を感じられると思います。 北海道の寒さの中にある力強い陽気 それはそれで ご当地感のある春だと思います😊 

ॐ