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春の養生

春は「風」にご注意を。 札幌もようやく春めいて暖かくなってきましたね。 今週から、10度を超える日が続くようです。 春~ !! 暖かくなって来ると、着るものも徐々に薄手のものになってきますが 実はこの春の季節、私たちの身体は「風邪(ふうじゃ)」といわれる 風の邪気の影響を受けやすいと中医学では言われています。 頭痛、めまい、目の充血… 最近こんな不調が出ている方は、風のいたずらのせいかも。 風は身体の上部から入りやすいとされているので 帽子やスカーフで、頭や首もとをガードしてあげるといいですね。 こんなふうに…

ちなみにこれはうちの母の新作です(笑)。 ネックウォーマーかな? (作った本人に聞いても、なんだろね?と言ってました苦笑) とても薄くて軽いのに、暖かくてすごく気に入っています。

編み物や裁縫が趣味の母なのでした。 話は飛びましたが… 春といえば、この時期五臓の中で一番負担がかかるのは「肝」。 こちらの養生もお忘れなく。 目の不調やイライラした感情が出ている時は肝に負担がかかっているサインです。 そんな時の一番の養生法は「とにかく早く寝る!」こと。 単純だけど意外にこれが難しい方、いるのではないでしょうか。 肝臓が一番活発に働く時間というのがあります。 それが夜の10時~夜中の1時。 みなさん、しっかり夢の中ですか? この時間帯に肝臓は 昼間私たちが活動して汚れた血液(※)をせっせとろ過し、キレイになった血液を全身に送り出しています。 ※私たちの血液は、活動すると汚れます だから肝臓の働きを邪魔しないように、私たちは寝て休んでいる必要があるんですね。 それがこの時間帯に起きてまだ何かを頑張っているとしたら・・・ 肝臓で働くパートのおばちゃんたちはもう大変!笑 せっせせっせと働いても、汚れが多すぎてお掃除しきれない!! 結果として、目覚めの時間までにろ過作業が間に合わず、血液が汚れたまま・・・。 そして朝起きたら なんか、疲れが・・・とれていない・・・ ということになるわけです。 早く寝て、肝臓の働きを高めて良質の血液をたくさん作ってあげてください。 そして、香りの良い春の香菜(セロリやパクチー)や山菜(たけのこやふき)を食べて 氣と血を身体に巡らせましょう。

我が

家でも先日たけのこご飯を作って食べました! 旬の香りに癒された~ あとは、ストレスを溜めずに生活すること。 ゆるゆる〜っとした服を着て身体を締め付けず、草木が上に上に向かって伸びていくように、自然界の春の陽気に身を委ねてのびのび生活することを心がけましょう 私たちの身体は季節と繋がっています。 宇宙の流れに逆らわず季節と仲良くして、心も身体も穏やかに健康に過ごしたいですね。

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